ご利用は計画的に
ツアーのチョイスは悩んだ。
語学力も、予算も、体力も、無いない尽くしだからな。
行きたいところもあったり、やりたいこともあって、個人的にカスタマイズしてもらうこんな所にも最初は相談してみたんだ。
しかーし、ハードル高かった・・・orz
でも、一生のうちに一回は行きたい的な位置づけにいるんじゃないかと、考え始めてからは、かなり旅行の計画も金の配分も具体的になった。
なんでもまずはあたってみるもんなんだな。
まー、職場の先輩からは『生きて帰ってくること』と言われたよ。
自分は虚弱体質だから、これって全然冗談なんかじゃあない話な訳で。
それに頸椎と椎間板のヘルニア持ちとしては、行って動けません、帰って動けません、じゃいけないよな・・・と色々調べた結果、、
よくあるイタリア周遊弾丸ツアーは避けることにした。
荷物のパッケージが毎日って辛いからな。
そして、どうしても行きたい都市を2つまで絞り、思い切って今回はビジネスクラスで行くことにした。
相方がこれに心から賛同してくれた事は今でも本当に感謝している。
体、本当に楽だったよ、ありがとう!
しかし、日本全国色々比べてみたけど、添乗員同行で、ビジネスクラスで、少人数かつ、ツアー内容も充実しながら自由行動もあり、値段もお手頃っていうと、関空発のツアーに魅力的なものが多かった。凄いな、関西。
その中で最終的に落ち着いたのは、阪急旅行社のクリスタルハートのこのツアーになった。
だって、プレエコが、エコノミーのプラス10万だったら、ビジネスはプラス20万だぞ?
安いよ、なんか裏があるんじゃないかって、なんでそんなに安いのか、電話して聞いてみたくらいだ。
食事があまり付いていないのとか、なんとかで、あんまりはっきり回答もらえなかったけどな。
≪ルフトハンザドイツ航空利用≫美しい田園風景・世界遺産オルチャ渓谷を巡る 絶景に出会うイタリア8日間
ずーーーーーっと色んなツアーと比較検討したけど、一人58万円のこのツアーのコスパに戻ってきた。
ベネチア・フィレンツェ・ローマ2連泊で、最大22名、各都市で必ず半日程自由行動あり。
ホテルはどの都市でも立地がめちゃくちゃ良いし、大きいバスで動くから荷物は心配なし。
各自毎日ミネラルウォーターのボトル配られるし、バスの椅子はワイドで、一人二席を占有できる。
そして、なんといってもトスカーナの田舎の風景に二人とも魅かれた。
流行りのアグリツーリズモだ。
宿泊したホテルは以下の通り
ベネチア(アルべルゴカヴァレット&ドジェオルセオロ)※本島:サンマルコ広場付近
フィレンツェ(アルバーニ フローレンス)
ローマ(サボイ ホテル)
相方とトリップアドバイザーで見ながら、テンション上がりまくり。立地も最高だし、部屋の雰囲気も良い。
旅支度としてまずは、フィレンツェとローマで整体を申し込むことにした。
職場のある先輩には爆笑されたけど、まじめな話、体のメンテは大切な問題なんだよ。ツアー中は、自分だけの問題じゃんないんだから、保険は掛けておくべきだ。
そしてお互い、旅行中にツアー内容以外で何をしたいかを何度も話し合った。
このツアーは、自由時間が長い(半日)から、選択肢が色々考えられるのも良かった。
相方:カプリ島の、青の洞窟に行ってみたい。
結論:ツアーの途中で権利を放棄し、それぞれの所でオプションツアーに申し込もう!
おいおいおい・・・それじゃあ、添付ツアーに申し込む意味あるんかいっ、ですよね~
この選択は、北から南まで回れない我々の間でのお互い最大の譲歩だったんだけど、まさかあんな結果になるとは・・・まぁ、欲張りすぎたかもしれないが、悔いは無い。
整体とオプションを予約するにあたっては、このサイトには本当にお世話になった。
海外初心者にはありがたい情報満載で。
最初はサイト管理人の名前がツボってみていたんだが、最後は彼のブログ記事まで読み込んでたよ。
おかげで良い買い物出来たけどな。
つづく
どうしても
10年かけて計画していた事が火山の噴火で吹っ飛んだ。
まじか。
10年前も体がっぶっこわれて行けなかったんだよねえ?
計画も管理も嫌いなヤツが、たまにまともに行動すると、どうしてこういう事が起こるわけ?
計画は立て直し。
出発までの期限は約半年。
まずは休みの調整からだ。
豆爺「ぼうやよぉ、たまには海外行ってみたらどうだ、若いうちに行っといた方がいいぞぉ」
坊「海外かあ、いいですね・・!そろそろあれなんすよ、我が家も記念日的な、例の。」
豆「お!で、どこいくつもりよ?」
坊「それが・・・実は前から計画してたんすけど、行こうとしてたとこ、ほら、こないだ火山が爆発して・・・」
豆「ぶっ、おまえ、もしかしてあそこか!あー、あれは暫く駄目だ、2-3年はかかるんじゃないの?」
坊「そうなんですよ、実は困ってて、も~、どこにしたらいいですかね?」
豆「そうだなぁ、あー(去年自分が行ったばっかりの)ヨーロッパとか行けば?そのうちなんかあったら行けなくなるかもしれないから、今のうちだぞ」
坊「(きたな!よしよし)自分の薄給でそんなとこむりっすよ・・・、(この職場じゃ)そんなゆっくり休みだって取れないかもだし」
豆「いやいや、ほら、イタリアは飯うめーぞ!絶対行くべきだ!」
坊「豆さん、もしかして、イタリア行ったことあるんすか?すげー」
豆「ふふんっ、実は去年の2月に行ってきたばっかりだよ、うちは毎年どこか行くって決めてんの!」
坊「さすがはセレブ・・・、貧乏人には無理ですけど、でも一度くらいは行きたいなあ・・・(ちろり)」
豆「おー行け行け!どんどん行け!若いうちは借金してでも行け!」
坊「やっぱりイタリアがおすすめ?」
豆「そうだ!俺が家にあるパンフ持ってきてやる!」
坊「ありがとうございます、家族と検討してみますー」
実は、火山爆発騒動の後、行き先をちょうどイタリアに変えるかどうか話しあってたとこなんだよね。
ひひひ。
なんだなんだと話に合流したチームのみんなに確認しながら、それとなく主要メンバーへは休み間の仕事のフォローをお願いさせてもらいつつ、本件の長期休みの了解を取り付け、社内調整は進み始めた。
上司には別ルートから事前相談を通しておいた。
新婚旅行語りされたけど。
他にもアウトレットでハイブランド買いまくったとか、集団スリに気をつけろとか、飛行機飛ばなかったから延泊になったけど、泊まったホテルのシャワーブースがとんでもなく狭かっただの、ホテルの鍵は古くてどっちへ何回回して入ればいいのかわからないとか、南イタリアはモテモテ過ぎて歩くのも大変だったとか、色んな先輩方からありがたい?情報を頂きつつ、外堀を埋めさせて頂いた。
しかし何気に、イタリアとかヨーロッパ方面に、結構行ったことある人いるのな~。昔はユーロが凄く安かったらしい。
今とはえらい違いだな。。
バリ島で火山が爆発したってニュース見て、改めて相方と結婚10年目記念旅行についてすり合わせしたら、あまりの意識の違いに最初は愕然としたっけ。
体が丈夫な人って良いよね?
坊:その土地の文化・文芸を知りたい、土産買う、体に負担かけない旅行が希望
相方:うまいもの食いたい、いろんなところをあさーーくひろーーく回りたい
で、お互いの興味を一致させることができる場所っていったら、やっぱヨーロッパで、お互い酒もチーズも好きだし、いいだろってことでイタリアだよねって話しててね。
あとは予算と、時期で、ツアー決めるぞ!
みんなヨーロッパ旅行っていくら位使ってるのかな・・・
いきなりバリ島の予算より倍以上になる感じがするし、どうすればいいんだろ。
つづく
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
どうして。
子供の質問はしつこい。
大人になったら理由を尋ねられると傷つく人もいる。
どうしてだろう。
知らないままでいたいのは。
どうしてだろう。
その問題を少し横において、別のことを始められるのは。
どうしてだろう。
事実に目を背け、それがなかったかのようにしてしまうのは。
どうしてだろう。
自分の痛みにすら気が付けなくなっているのは。
どうしてだろう。
世界がこんなにも広がって、繋がっているのに
自分はまだ、何も知らないままだ。